2011年度第41回天文・天体物理若手 夏の学校

2011年8月1日(月)〜8月4日(木) @愛知県西浦温泉 ホテルたつき
東北地方太平洋沖地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げますとともに
被災地の1日でも早い復興をお祈りいたします。


セッション

公募企画:「アウトリーチ2010年代!」

日時

8月1日 19:30-21:00

座長

奥村 純 (京都大学 D1)
伊藤 紘子(総合研究大学院大学/国立天文台 D2)

紹介文

近年、事業仕分けや政策コンテストなどで科学技術予算のあり方が話題になり、以前にも増して、科学研究と社会の関係が問われています。科学研究が社会にどのような利益を還元するのか、「説明責任」を求める風潮も強まっているようです。そういった中で、大学院生が主体的に企画しているアウトリーチ活動も数多く存在しています。この公募企画では、前半は各団体に活動内容を紹介していただき、後半は各団体のメンバーが集うパネルディスカッションを行います。現在どのようなアウトリーチ活動が行われているのか総括すると共に、様々な取り組みをつなげて行く可能性を模索します。「科学と社会の関わり方」や「アウトリーチ活動の今後」といったテーマについて、みなさんも一緒に考えてみませんか?

参加決定団体
・0to1 http://sc.adm.s.u-tokyo.ac.jp/0to1/
・BAP http://sc.adm.s.u-tokyo.ac.jp/bap/
・Science Station  http://www.sciencestation.jp/
・四季報 http://sites.google.com/site/scicomshiki/

相対論分科会

招待講演

原田 知広 氏(立教大学/准教授) 重力崩壊における量子論的粒子生成
前田 健吾 氏(芝浦工業大学/准教授)物性理論へのAdS/CFT対応の応用

日時

8月1日 14:00-15:00 (招待講演)
8月2日 11:30-12:30
8月3日 10:15-11:15 (招待講演), 18:30-19:30

座長

高麗 雄介(京都大学 D1)
西川 隆介(大阪市立大学 D1)
引地 貴之(名古屋大学 M2)

Web

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~korai/ss11/home.html

紹介文

相対論の研究は現在様々な分野で行われており、特殊相対論は量子力学と融合され素粒子物理の分野で、一般相対論は宇宙やブラックホールなどを記述する道具として宇宙物理の分野で盛んに使われています。本分科会においても、「天文天体」という枠に捕われることなく、相対論に関連する様々な分野を扱い議論することを期待しています。また、近年では従来の相対論の枠を超えた理論の研究も盛んに行われています。例えば超弦理論のような高次元統一理論に基づいた高次元ブラックホールの研究や、相対論と量子力学を融合する量子重力も相対論研究の1つの分野となっています。また、実験・観測技術の向上により重力波の検出やブラックホールを直接観測することも現実味を帯びてきました。これらにより相対論を含む様々な重力理論へ制限を付けることができると期待されています。

本分科会では、研究成果の報告を通して活発な議論が行われることを目的とし、またそれらの議論を通して若手同士が交流を深め、互いを刺激し合うことを期待しています。

注)相対論分科会は主に基礎理論を対象とし、具体的な天体現象についてはコンパクトオブジェクト分科会で扱います。
注)相対論を宇宙論に応用する場合は宇宙論分科会で扱います。

宇宙論分科会

招待講演

井上 開輝 氏(近畿大学/准教授)宇宙のトポロジーを測る
松原 隆彦 氏(名古屋大学/准教授)宇宙の大規模構造と宇宙論

日時

8月2日 13:30-14:30 (招待講演), 16:15-18:30
8月3日 11:30-12:30 (招待講演), 16:15-18:15
8月4日  9:15-10:45

座長

杉村 和幸(京都大学 D1)
福永 健介(東京大学 D1)
藤井 宏和(東京大学 M2)
藤田 智弘(東京大学 M2)

紹介文

我々の宇宙は星や銀河といった構造に満ちあふれています。このような現在の宇宙がどのようにして造られてきたのか、という疑問は宇宙に思いを馳せるとき、誰もが抱くものではないでしょうか。

宇宙論は、人類最大の疑問ともいえる宇宙の進化の謎を着実に解明してきました。宇宙の構造は、宇宙極初期のインフレーション期とよばれる急激な膨張期に生成される量子揺らぎをその起源とし、そこで造られた構造の"種"が、ビッグバン、宇宙の晴れ上がりを経て、重力によって成長することでできたと理解されています。そして、こうした進化の過程を宇宙が歩んできたということは、宇宙背景放射や重力レンズ、銀河分布などを用いた観測(観測的宇宙論)により強く支持されてきました。

しかし、現在の加速膨張を引き起こすとされるダークエネルギーの正体、インフレーション機構の詳細、素粒子物理学における4つの力の統一理論との整合性など、多くの未解決問題も残されています。そのような中で、近い将来、LHCや PLANCK衛星による実験・観測は、宇宙論に新たな展開をもたらすだろうと期待されています。

我々若い研究者はこうした状況を踏まえながら、広い知見と新鮮な目で宇宙物理の本質を見極めていくことが求められています。本分科会がそのような深い理解と新たな出発をもたらす場になれば幸いです。

注)ダークマターの正体や検出方法については宇宙線分科会で扱います。

宇宙線分科会

招待講演

塩沢 真人 氏  (東京大学宇宙線研究所/准教授)ニュートリノ物理学
多米田 裕一郎 氏(東京大学宇宙線研究所/特任研究員)超高エネルギー宇宙線観測の現状 ーTelescope Array 実験の最新結果と共にー

日時

8月1日 15:00-16:00 (招待講演)
8月2日 17:30-18:30
8月3日  9:00-10:00 (招待講演), 13:30-15:45

座長

堤 一樹 (東京工業大学 M2)
鈴木 健太(名古屋大学 M2)
三宅 正人(名古屋大学 M2)
西谷 雄輝(名古屋大学 M2)
山越 陽介(東京工業大学 M2)

紹介文

宇宙は、超新星残骸、パルサー、マイクロクェーサー、活動銀河核、ガンマ線バースト、銀河団衝突など、未だ多くの謎に包まれています。宇宙線はこれらの謎を解き明かす大きな手がかりになると期待されており、現在多くのプロジェクトが計画、進行されている分野です。その対象は幅広く、ハドロン(Auger,Telescope Array, JEM-EUSO, LHCf)、X線(すざく, Chandra, XMM-Newton)、ガンマ線(Fermi, H.E.S.S, CTA, TenTen)、ニュートリノ(IceCube, ANTARES, KM3NeT, SK)、ダークマター候補粒子(XENON, ZEPLIN, XMASS)など多岐にわたっており、加速器実験の進歩によって高エネルギー粒子の相互作用も明らかになりつつある今、宇宙線研究は天文学、物理学の中でも注目されています。

宇宙線分科会では、多くの実験や理論の垣根を取り払い、宇宙線全体への理解を全員で深めていくことを目的としています。それは今後のみなさんの研究生活、そして宇宙線分野の発展に必ず結びつくものと信じています。

注)超新星残骸やパルサー星雲の粒子加速「以外」の話題は星間現象分科会で扱います。
注)AGNやGRBなどのジェットについて、粒子加速「以外」の話題はコンパクトオブジェクト分科会で扱います。

コンパクトオブジェクト分科会

招待講演

固武 慶 氏 (国立天文台/助教)数値シミュレーションで迫る高密度爆発天体のエンジン
前田 啓一 氏(東京大学IPMU/特任助教)Ia型超新星研究の現状、将来に残された宿題
牧島 一夫 氏(東京大学/教授)X線で探るコンパクト天体:「すざく」からASTRO-Hへ

日時

8月2日  9:00-10:15, 11:30-12:30 (招待講演), 16:15-17:15 (招待講演)
8月3日 13:30-15:45, 18:30-19:30 (招待講演)
8月4日  9:15-10:15

座長

釋 宏介 (東京大学/国立天文台 M2)
秋山 和徳(東京大学/国立天文台 M2)
磯 直樹 (東京大学/宇宙科学研究所 M2)
仏坂 健太(京都大学 D1)

紹介文

ブラックホール・中性子星に関するテーマを扱います。これらの周囲は強重力・強磁場といった極限状況にあり、近年の観測により様々な事実が明らかにされつつあります。さらに、超新星爆発や連星合体のようなコンパクト天体の生死は、元素合成など宇宙の進化を理解する上でも重要であると言えます。しかし、コンパクト天体現象はまだ多くの謎が存在します。コンパクトオブジェクト分科会では観測・理論の両方の視点からこれらの謎を考察し、今後、我々がどのように取り組んで解決していくべきかを議論します。

注)超新星爆発や中性子星はコンパクトオブジェクト分科会で扱いますが、激変星(新星や矮新星など)や白色矮星は太陽・恒星分科会で扱い、 超新星「残骸」は星間現象分科会で扱います。
注)AGNのブラックホールとしての挙動やジェットに注目する場合はコンパクトオブジェクト分科会で扱いますが、AGNホスト銀河やAGNと銀河の共進化については銀河・銀河団分科会で扱います。
注)粒子加速に関する話題は宇宙線分科会で扱います。
注)相対論の基礎理論に関する話題は相対論分科会で扱います。

銀河・銀河団分科会

招待講演

藤井 通子 氏(鹿児島大学/学振特別研究員(PD))N体シミュレーションで何ができるか?(と海外でポスドク生活2年目)
滝沢 元和 氏(山形大学/准教授)多波長観測で探る銀河団高温プラズマ、高エネルギー粒子、暗黒物質
柏川 伸成 氏(国立天文台/准教授)もし高校野球の女子マネージャーがHSCやTMTで宇宙を覗いたら

日時

8月1日 17:30-18:30 (招待講演)
8月2日  9:00-11:15, 17:30-18:30 (招待講演)
8月3日 11:30-12:30, 14:45-15:45 (招待講演), 16:15-17:45
8月4日 11:00-12:45

座長

池田 浩之(愛媛大学 D1)
市川 幸平(京都大学 M2)
中村 翔 (東北大学 M2)
服部 公平(東京大学 D1)
林 隆之 (東京大学/国立天文台 D1)

Web

http://www.astr.tohoku.ac.jp/~nakasho/GalaxyWeb/

紹介文

我々人類は、高山の山頂に大型望遠鏡を建設し、さらにはスペースに観測の場を広げることで、近傍の銀河を高精度・高分解能で観測できるようになってきた。今後も、ALMAやすばるなどの地上望遠鏡や、Astro-H, Gaia, JWST, NuSTARなどのスペース望遠鏡が相補的に成果を挙げ、SPICA, TMT, SKAなどの次世代の望遠鏡計画を刺激していくことになるだろう。このような大規模なプロジェクトが始動すれば、我々はさらに遠方の銀河までを、多波長・高精度・高分解能で見ることができるようになる。一方、世界的に加熱するスーパーコンピュータの性能競争から見て取れるように、理論計算に必須である計算機も日進月歩の進化を遂げており、大規模な並列計算により、宇宙の大規模構造や銀河の細部構造が計算機の中に再現できるようになりつつある。既存の設備を最大限に活用すれば、どのような研究が行えるのか。近い将来運用が始まるプロジェクトによって、どのようなサイエンスが開拓できるのか。銀河・銀河団セッションでは、天の川銀河、近傍銀河、遠方銀河、銀河団全般について、観測・理論の両側面における活発な議論を行いたいと考えている。

2011年,21世紀の新たな10年が始まった。次の10年で我々は何を明らかにしておかねばならないのか。次の10年が終わる頃、我々はどんな謎を抱えているのか。我々が未来を切り開こうではないか。

注)AGNのブラックホールとしての挙動やジェットに注目する場合はコンパクトオブジェクト分科会で扱います。
注)球状星団を1つの系として見る場合などは銀河・銀河団分科会で扱います。
注)一般講演申込の際の「推奨キーワード」は、主に研究対象で構成されている。これに加え、研究手法に関する以下のキーワードを必要に応じて入力することを推奨する:データ解析、統計、N体シミュレーション、流体シミュレーション、数値計算、紙と鉛筆、論文紹介。

太陽・恒星分科会

招待講演

植村 誠 氏 (広島大学/助教)変光星・突発天体現象概論
久保 雅仁 氏(国立天文台/助教)次世代太陽観測衛星の成功に向けて、若手の方々に希望・期待すること

日時

8月1日 14:00-16:00
8月2日 10:30-12:30, 14:45-15:45 (招待講演)
8月3日 16:15-17:15 (招待講演), 18:00-19:30

座長

今村 和義(岡山理科大学 D2)
中川 辰一(大阪教育大学 M2)
佐古 伸治(総合研究大学院大学/国立天文台 D1)
松井 悠起(東京大学 M2)

紹介文

太陽・恒星の学問としての発展は、古典的な可視光観測をはじめ多波長(電波・赤外線・X線・ガンマ線など)での観測と、計算機を用いた数値シミュレーションでの理論的な解釈を抜きでは語れません。近年、太陽・恒星分野ともに、新しい地上・衛星観測装置の登場やプロジェクトが盛んに進み、さらにスーパーコンピューターの発展によって、より大規模な数値計算が行えるようになりました。これらの発展によって、太陽内部の状態や大気層で起こるフレア、恒星進化や連星系における様々な活動現象などの理解が進み、従来の統一的な解釈では説明できないような現象など、新しい発見や知見が得られると期待されます。

このような中で、太陽もHR図上にプロットされる恒星の一つでありながら、太陽と恒星の分野が一同に議論・交流する機会はそう多くありません。星の基本的な性質となる大気、放射、内部構造、磁場、進化などを考える上で、この分科会はともに学生が議論する貴重な機会ではないでしょうか。本年の太陽・恒星分科会では、今後様々なアプローチ(観測・理論)を経て解明されていく現象を前に、太陽と恒星の分野を超えた議論と交流、加えて互いに知識の共有を行っていきます。

注)激変星(新星や矮新星など)や白色矮星は太陽・恒星分科会で扱います。
注)超新星爆発や中性子星はコンパクトオブジェクト分科会で扱います。
注)水素燃焼が始まる前の原始星は星間現象分科会で扱います。
注)水素燃焼しない褐色矮星は惑星系分科会で扱います。

星間現象分科会

招待講演

長尾 透 氏 (京都大学/准教授)Observational Searches for PopIII Stars in High-z Galaxies
町田 正博 氏(九州大学/准教授)星形成の理論研究:最近の進展とこれからの課題
河村 晶子 氏(国立天文台ALMA推進室所属)巨大分子雲〜星、星団のゆりかご〜最近の近傍銀河の観測結果から

日時

8月1日 16:30-18:30
8月2日  9:00-10:00 (招待講演), 13:30-15:45, 16:15-17:15
8月3日  9:00-10:45, 13:30-14:30 (招待講演)
8月4日 11:45-12:45 (招待講演)

座長

稲吉 恒平(京都大学 D1)
佐々木 明(ハイデルベルグ大学/Institute of Theoretical Astrophysics D1)
柴田 大輝(東京大学 M2)
村田 一心(総合研究大学院大学/宇宙科学研究所 M2)
種田 雅愛(名古屋大学 M2)

紹介文

星間空間には原子ガス、分子ガス、ダスト、電離ガス、高温プラズマなど様々な状態の物質が存在しています。これらの物質は星間空間で重力相互作用、輻射、対流、乱流などの多様な物理過程を経て、星生成や超新星爆発といった宇宙に遍く存在する多彩・壮大な現象を展開しています。したがって、星間現象の理解を深めることは、星や銀河の進化はもちろん、宇宙におけるあらゆる物質の進化過程に迫ることにつながります。そのために銀河系内を中心に電波、赤外線からX線、ガンマ線にいたる幅広いエネルギーの電磁波による観測が行われている一方で、近年高性能計算機によるシミュレーションも積極的に行われており、星間現象は観測と理論の両面から精力的に研究されている極めて活発な分野です。これからの天文学全般を理解するために、星間現象の研究の現状を知ることは欠かすことができません。

一般講演では分野を越えた活発な議論を交わしていただき、招待講演では第一線で活躍されている研究者を招待し、最新の星間現象の研究成果について紹介して頂きます。この分科会が知識と人脈の交流の場として大いに役立てられることを期待しています。

注)観測機器の説明や観測手法については観測機器分科会で扱います。
注)観測に関する講演については、関連する分野の論文紹介でもよい。
注)惑星形成に注目する場合は惑星系分科会、核燃焼が始まった星は太陽・恒星分科会、超新星爆発そのものについてはコンパクトオブジェクト分科会、粒子加速は宇宙線分科会で扱います。

惑星系分科会

招待講演

玄田 英典 氏(東京大学/助教)ハビタブルプラネットの形成と進化
中串 孝志 氏(和歌山大学/准教授)惑星科学の異文化コミュニケーション
深川 美里 氏(大阪大学/助教)原始惑星系円盤の観測

日時

8月1日 16:30-18:30
8月2日 10:15-11:15 (招待講演)
8月3日 11:00-12:30, 17:15-18:15 (招待講演)
8月4日 10:30-11:30 (招待講演)

座長

片岡 章雅(京都大学 M2)
藤井 悠里(名古屋大学 M2)
大貫 裕史(東京工業大学 M2)
桑田 嘉大(大阪大学 M2)

紹介文

惑星は我々にとって最も身近な天体であり、太陽系内の惑星については非常に古くから研究が行われてきた。しかし、その起源や進化過程、特に微惑星形成についてはいまだ謎に包まれている。

近年では観測機器の飛躍的な発展により、視線速度法やトランジット法などによって500個以上の太陽系外惑星が発見され、軌道長半径や離心率など惑星系の多様性が明らかになってきた。また、地球と同じくらいの質量の系外惑星が次々と発見されるにつれ、『第二の地球』の発見にも期待が高まってきている。それに伴い、惑星大気の分光観測も実現されつつあり、惑星のより詳細な姿にも注目が集まっている。

惑星科学は惑星形成初期の段階では星形成と深く関わっており、また、系外惑星の発見やその詳細の研究は宇宙生物学とも関係している。本分科会では、太陽系内天体はもちろんのこと、系外惑星、惑星形成および進化、その他関連する諸分野をカバーし、今後の研究に対する興味や理解を深める場を提供したいと考えている。

注)水素燃焼する質量の星は太陽・恒星分科会で扱います。

観測機器分科会

招待講演

前澤 裕之 氏(大阪府立大学/准教授)THz電波天文観測を切り開く超伝導検出素子
宮崎 聡 氏 (国立天文台/准教授)Hyper Suprime-Cam

日時

8月1日 14:00-16:00, 16:30-17:30 (招待講演)
8月2日 13:30-15:45
8月3日  9:00-11:15
8月4日  9:15-10:15(招待講演), 10:30-12:45

座長

大石 詩穂子(首都大学東京 M2)
西村 淳  (大阪府立大学 D1)
伏見 直茂 (京都大学 M2)
松岡 佳大 (京都大学 M2)

紹介文

望遠鏡の発明以来、天文学の進展は観測機器の発達と共にあります。電波、赤外、可視光、X線、ガンマ線といった幅広い波長領域の電磁波観測に加え、近年では重力波やニュートリノなどと多岐にわたる観測手法がなされています。こうした新たな手法・機器の発展は、人類の想像を遙かに超える自然の驚異を幾度となく目の当たりにさせてきました。観測機器分科会では「知られざる宇宙を暴き出すこと」を共通の目的に、日々開発・運用を行う人々が、分野の枠を超えて幅広く刺激的な議論を行う場にしたいと考えています。また、直接観測機器に関係ないという方の聴講も大歓迎です。講演を通して人類の到達している技術の現状と今後の方向性、実現される次世代のサイエンスの可能性などについて若手同士議論を交わし、互いに交友を深められることを期待しています。そして今後の研究に少しでも発展を与えるような場にしたいと思っています。

注)数十MeV以上のガンマ線や宇宙線の観測機器は宇宙線分科会で扱います。
注)特定のサイエンスに用いる観測機器については、機器開発に重点をおく場合は観測機器分科会で扱い、応用するサイエンスに重点をおく場合はそれぞれ該当する分科会で扱います。



Copyright (C) 2011 SSAA2011 LOC. ALL rights reserved